高級「生」食パン専門店【乃が美】の食パンが美味しくない
という噂がありました。
そんな噂を聞くと、余計気になってしまいます(笑)
早速、大人気の高級「生」食パン専門店【乃が美】に、
食パンを買いに走りました。
しかし、毎日のように行列ができていて
買いたくても買えない日々が続いた。
でも、遂にこの日がやって来た(笑)
今日は、雨が降っていたので、
行列はできてないと予想して、「今日こそは」と突撃しました。
目次
雨の日も、お店の前に行列が発生
「乃が美」に突撃すると、お店の前は予想通り、
いつもの5分の1ぐらいの行列しかありませんでした。
並んでいると、店員の方に個数を聞かれて、
在庫があれば整理券をもらえます。
いつもなら、もっと行列が出来ています。
「日本の食パン、名品10本。」に選ばれた食パンを求めて、
みんなが行列に並んでいる。
「乃が美」では、電話予約もできますので、
近くの店舗に問い合わせてみて下さい。
「乃が美」の食パンは、値段の割に日持ちしない
無事、購入できました(笑)
1本(2斤)で、864円(税込)という値段は、
ちょっとビックリすると思います。
定食屋で、普通にランチが食べられる価格ですね。
中身は、冊子が2枚と「包装用のビニール袋」に入った、
「食パン」だけです。
「包装用のビニール袋」は、セロテープなどで止まってなくて、
ただ単に、折り込まれているだけでした。
消費期限は、3月4日購入で3月7日までなので、
そんなには、長くおいしさを維持できないのかもしれない。
「乃が美」の食パンは、カットされてない
「乃が美」の食パンと、いよいよご対面です(笑)
カットされてないので、「パン切り包丁」があった方が良いです。
中身を確認する為に、端の耳の部分をちぎってみた。
外はそんなに柔らかくないけど、中の生地は柔らかいです。
「なめらかで、キメ細かな舌触り」という表現がピッタリ。
「乃が美」の食パンが、まずいと言ったのは誰だ?
正直に食べた感想を言いますね。
「無茶苦茶、美味しいじゃないですか!」
ネットの「まずい」という情報に、見事に騙されました(笑)
競合他社のパン屋さんからの嫌がらせで、
ネット工作をされたとしか思えない。
1本(2斤)で、864円(税込)という価格は妥当だと思います。
家庭でも、「乃が美」の食パンが食べられる?
なんと、家庭でも「乃が美」の食パンが食べられる
という夢のような話があります(笑)
こちらのPanasonicのサイトをご覧下さい。
↓
高級「生」食パン専門店 乃が美 監修 レシピ「おうち乃が美」
上記の該当機種が以下の機種になります。
↓
「乃が美」が成功した理由は何でしょうか?
ここから、マーケティングの話です(笑)
今回の高級「生」食パン専門店【乃が美】ですが、
閑古鳥が鳴くパン屋が多い中、大盛況となっています。
これは、ひとえに「コンセプト」が強いからです。
失敗しているパン屋のほとんどが、自分のお店の売り(強み)となる
「コンセプト」を打ち出せていない。
色々な種類のパンを扱っていますが、
どこにでもある、普通のパンを売っているだけ。
これでは、ライバルとなる他のパン屋と差別化はできません。
なぜなら、ライバルたちも同じように、
どこにでもある普通のパンをいろんな種類扱っているからです。
これだと、どこも似たような商品ラインナップとなり、
激しい価格競争に飲み込まれる。
「コンセプト」を打ち出すのに、一番有効なのは、
何かに絞って特化する事です。
今回の【乃が美】は、食パンに絞る事で大成功を収めました。
「乃が美」から、コンセプトを学びましょう
あなたがパン屋をやるなら、強い「コンセプト」を作って下さい。
どれか(何か)に絞って特化する事が重要。
でも、ほとんどの店がこの「絞る」事ができないから、
「コンセプト」が弱くなり、失敗に終わっています。
「たくさんの種類のパンがありますよ。」では、
コンセプトとして弱すぎるし、余計なコストも掛かる。
コンセプトもなく、何も絞らずに手広くやってしまうと、
本当に特徴がなくなってしまう。
そうなると、別にその店でなくても構わない事になるので、
「見込み客」は、価格の安い店に流れていきます。
それだけ、この「コンセプト」というのは重要で、
マーケティング戦略の要となります。
【乃が美】は、この「コンセプト」を非常にうまく、
見込み客に伝えています(笑)
本当に、驚くほどマーケティングが上手です。
例えば、【乃が美】の食パンは、
数量限定感や品薄感を演出する為に、
あえて、見えるところに在庫の食パンを飾ってある。
こういう細かい芸当をやっている事に驚いた(笑)
これほどまでに徹底してあれば、それは売れますよね?
「コンセプト」については、こちらの記事をご覧下さい。
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